遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

自立

今日はなんの予定もなく、

のんびりとした時間を過ごしている。

 

ほんらい私はこうやって、

ぼんやり過ごすのが好きだ。

 

人にはどうでも良い自分勝手な空想に思いを巡らしたり、

好みの文章を読んで感情が動いたり。

 

 

それでもあれこれと予定をつめてしまうのは、

何もしないことにに焦燥感ばかり覚えて、

このままではいけないと行動しなければ、

自責の念に押しつぶされそうになるからだ。

 

価値のない私が、無為な時間を過ごしているなど、

無駄以外のなんでもなく、

のんびり過ごすことが大罪のように思える。

 

 

必死になって生きている価値を見つけなくてはと足掻くのも、

気持ちの良い穏やかな時間に慣れていないからなのかも知れない。

 

 

責め立てられて、

否定され続けて、

バタバタとせわしなく、

オロオロと落ち着きなく、

マイナスの感情に支配されている遠い日常が、

いつまで経っても過去として実感できない。

 

 

 

もう大丈夫だから。

怖い大人はもういない 。

 

そうやって優しく包み込んでくれるはずの人も、

自分のことに手いっぱいで、

私のことなど見ようとはしない。

 

 

だから甘えなんてやめて、

自分の足でしっかり立つこと。

 

 

こういうのが私の人生なんだろう。