遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

いまさらなんて

学ぶべき若き日に通学が満足にできないほどの最悪の精神状態だった私は、中退に次ぐ中退を繰り返した。両親への反抗でグレるわけでもない私は、周囲から単なる怠け者と見做されただけで、誰の理解も得なかった。精神科への相談を考えもしない父はそんな私に、『何をやっても続かないダメ人間』のレッテルを貼って、最終的に諦めた。

 

精神障害者と認定された私があの時代の自分を振り返れば、自己憐憫で泣きたくなる。そうやって泣いてみても、また誰を責めてみても、あの日に戻るわけではない。

 

全くもってイイ歳になった私は現在、精神保健福祉士の資格取得のために東京通信大学へ入学する。20184月に開学したばかりのこの通信大学は、スクーリング科目もあるが、動画配信を中心として行う「メディア授業」は人と接したくない時期でも、ネット環境と端末があれば誰にも会わずに自宅で授業が受講できる。単位修得試験もオンラインで行われる。不安定な私でも無理せず学習できるのだ。

 

学費は他校と比較すると如何なものか?

「精神保健福祉モデル」の実習関連費は153,000円。

東京通信大学のHPには学費シュミレーターなるものもあるので、自分にあった学費モデルや履修プランの確認ができる。