30代って実は若かったんだな、と痛感する。

あの頃の私はただ生きることに必死で、先に続く未来に向ける現実的な取り組みができずにいた。今やっと少しずつ未来へ向かって、一歩ずつ歩みだしている。

もしも私が今、20〜30代で学費の工面が難しかったなら、専門実施訓練での「教育訓練支援給付金」制度を利用するために、まずは何でも良いから雇用保険に加入できるアルバイトやパートを探すだろう。

雇用保険の加入条件は、

（1）1週の所定労働時間が20時間以上であること

（2）31日以上の雇用見込みがあること

これを満たす条件で、自分でも働くことが可能なアルバイトやパートを探す。そして何度でも転職しても良いから、1年以上のブランクを開けずに通算2年間働く。そうすれば専門実施教育訓練支援給付金が受けられるのだ。

多くの企業の中には加入条件を満たしても、雇用保険に加入させないブラック企業もあるから注意は必要だ。

受講開始日現在で雇用保険の支給要件期間が3年以上、初めて支給なら2年以上の期間で教育訓練給付金が受給できる。

教育訓練施設に支払った教育訓練経費の50％に相当する額が支給される。ただし、その額が1年間で40万円を超える場合の支給額は40万円（訓練期間は最大で3年間となるため、最大で120万円が上限）とし、4千円を超えない場合は支給されない。

受講開始時に45歳未満など一定の要件を満たせば、訓練期間中に失業状態にある場合には教育訓練支援給付金だって支給されるのだ。

これ、絶対にオイシイ♪

利用しない手はないと思う。