遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

少しだけ前進。

今日は何も予定を入れない日だから、のんびり過ごしている。

 

障害福祉サービス受給者証発行の手続きを行うために、明々後日10月7日(月)の10時から区の精神保健福祉士との面談の約束がある。事前に担当の精神保健福祉士へ予約の電話をかけたときに、生立ちと履歴が分かるようにして来るように言われている。そのため改めて自分の履歴を作成してみた。

 

なんともまぁ驚きの履歴だ。

職歴が14社、中退した高校3校と卒業した美術学校は入力したものの、専門学校や大検予備校と通信大学の特修生も続かなかったことも正直に告げるべきかな? あまりにも体裁が悪くて省略してしまったけれど、頭の中には入っているからどうすべきか精神保健福祉士に相談してみよう。

 

この歳にして特修生として16単位履修し合格することができたから、来年から正科生として通信大学へ入学することが可能となった。いくつも曲がり角を間違えて、何度も引き返して、ずいぶん回り道をして、それでも自分の人生を諦めきれずにやっと、ここまでたどり着くことができた。

 

職歴のブランクが5回。そのうち4年間のブランクが1度、これは初婚時の専業主婦のとき。それ以外のそれぞれ1年くらいの4回のブランクは、精神科への入院と重なる。何かに急かされるように、追われるように、動き続けてきた原因について、ゆっくりと、じっくりと自分を見つめる時間を作った方が、ずっと近道だったのだろう。

 

今回の転職を最後にしたい、と切に願っている。

1年間の失業給付はあと3ヶ月で終わるけれど、今回は焦らずに、じっくり仕事を探す。

誤魔化すのをやめにして、本当の自分で。

 

そしてその仕事を退職するころには、オープンダイアローグの治療に参加できるようになっていたい。

 

 

私にできるかな?

できるようになりたいな。

 

ずいぶん遠回りしたな。

 後悔がないわけじゃないけれど、私には必要な時間。

 

もうそろそろいいかな?

少しだけ前進しよう。