遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

街のカフェ。

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ぅは…。


さっき事業所にちらっと顔出したんだけど、
なんだか、緊張が解れなくて一旦回避。


今、カフェチェーン店で珈琲を飲んで落ち着きを取り戻してるとこ。


スタバじゃないんだな~
割引きを他店のタンブラーでもしてくれるカフェチェーン店。
ここのタンブラーも持ってるけど、落としすぎて傷だらけなんだよ。


や、もちろん事情はスタッフに説明して出てきたよ?


「緊張が止まらないから少し冷まして来ます」
って。


なんだろな?
こういったのも症状?
広場恐怖かな?


ああやって作業中の人たちの中に、スルッと入っていけない。
動悸が激しくなって、自分がそこへ入るのは場違いな気がする。
馴染めなくて浮くんじゃないかって不安になるんだ。



私は誰でもなく居られるときが一番リラックスできる。
人混みでも、例えば渋谷駅の交差点とかだったら全然平気なんだぁ。
何者でもない私が何者でもない人々とすれ違うだけ。
誰も私を見ていないし、気にかけもしない。
馴染んじゃうじゃん?私も。
人混みに、街に馴染んで、私が私を自由に楽しめる。


街や小さく切り取られた空や、


横断歩道のしましまだとか、
アスファルトのシミだとか、点滅を始める信号や、
走り出したくてウズウズしてる信号待ちのクルマとかさ、
急いで小走りになる人たちや、
諦めて佇む落ち着きある人なんかも、


全てが鮮明でクッキリと、
動き始める。
白黒のフィルターをかけた世界が色を取り戻して生き生きと動き出すんだ。


そうしたら私は、イヤフォンを外すよ。


一気に音の洪水がやってくる!

音や匂いや空気が、一斉に現実になる。



私は歩く。
ゆっくりでも慌てもせずに、
街を唯、自分のスピードで歩くんだ。




やぁそんな悪い奴ばかりじゃないじゃん?
みんな一生懸命、生きてるだけなんだね。