遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

低空飛行の理由。

今日というか、すでに昨日ですね、
朝の満員電車で人酔いしてしまいました。
着座しているのにも関わらず、このような状態になる原因はおおよそ見当がついています。


一昨日のある出来事が起因していると思います。
一昨日、森下の帰りの電車で痴漢みたいのにあったんですね。
『みたい』というのは当にそんな感じで、確信が持てない微妙な触り方をされて…。


こんなおばあちゃんと言っても過言ではない年齢になって、なんだか憂鬱になります。
私のような年配になると逆に、何故かしら若い男性の痴漢らしき人に遭遇するようです。
熟女ブームの名残でしょうか?それとも年配者は許容してくれるという期待感だったり?
40代までは痴漢行為にあうのも少なくなかったですが、流石に...。


実のところ私は知らない男性が苦手です。
私の若い頃は「ナンパ」というものが大変流行っていて、
歩いていても、どこかのお店にいても、駅や電車の中ですら
「ナンパ」してくる男性はけっこう多く、しかもしつこいんですよね。
断り続けると終いには「気取ってんじゃない!大した顔でもないのに!」等々
捨て台詞を吐いて去っていくので、遣る瀬無い気持ちになったものです。


身長が166㎝ある私は電車の中であからさまに触られるという痴漢被害には、
実はあったことはありません。
もっと大胆な痴漢被害にあっています。
電車の降り際に胸をぎゅっと掴まれたり、
どこから着けてきたのか自宅マンションのエレベーターの中で襲われそうになったり、
自宅玄関の前で後ろから抱きつかれたり…。
もっと気持ち悪い被害にあっていますが、
思い出すだけで吐き気をもよおすくらい不快な体験で、ここに残したくないです。



少し前に一時期だけ通院していたクリニックには、
痴漢加害者の当事者が少なくなく、この現実に私は驚愕しました。


なんと痴漢加害者が精神疾患だと言うのです…。
そんな卑劣な行為すら精神疾患として許され、罪を背負わず、
私たちと同じ精神病者として生きてゆける事実には大いに疑問を感じます。


その痴漢加害者たちから痴漢行為の内容をシェアされ、
私自身がそれまでに認識ていた痴漢行為は入口中の入口だということを知り、
さらに恐ろしくなりました。


知らなければ違和感を持つくらいで、
ここまで気持ちのざわつきは持たなかった行為も、知ってしまった今は意識してしまいます。
しかも痴漢行為が確実ではないので、対処に迷いが出てしまうのです。
「あれ?」と違和感を感じたら即座に席を立って他の席に移動すれば問題はないのですが、
明らかに痴漢と断定できないまま席を変わるのは失礼ではないか?
とか、自意識過剰だよね?などと考えているうちに冷や汗が出始め、
動悸がして、ますます動けなくなるのです。


一昨日はスマホの電池が切れてしまって、
音楽も聴けない状況でしたから呼吸するのが困難なくらい辛かったです。


それを昨日も引きずっていて一日低空飛行でした。
帰宅して速攻でお薬を飲んで眠ったら、今はスッキリして頭痛や倦怠感がなくなりました。


みなさまのブログも楽しく拝読し、今は暖かな気持ちになっています。


ご心配してくださった方々、どうもありがとうございます!
元気になりましたよ^^


さあ明日から私は4連休です。
何をしようかな?


とてもワクワクしています。