自己分析 VOL.3
自己分析 VOL.2 の続き。
いよいよ最終章。
当然ながらこれから「自己分析」のプログラムや講習に参加する予定があり、
「事前に少しでも情報を入れたくない」という方はこれより先をご覧になるのを中断してください。
第3回:ドライバー・ストローク
前回の復習・補足
自分か相手のどちらかが『OKでない』になる方、
「私はOK、あなたはOKではない」と「私はOKではない、あなたはOK」を往復する方は要注意!
⇨ 「私はOK、あなたもOK」のスタンスに近づけると楽になるかも。
それは、なぜか?
考えてみてください。
前回同様、2回目のプログラム終了後に出された宿題は、
「人生を駆り立てるドライバーチェックリスト」
「ストロークパターンチェックリスト」
「プラス・ストロークへのブレーキ・チェックリスト」
の3枚。
プログラムを受ける前に上記のチェックリストで夫々の得点を出してあった。
ドライバー
ドライバーとは?
無意識、反射的、自動的に自分を駆り立てるもの。
点数の見方:5点以下多少あり、6〜10強め、11〜15かなり強め
- 完全であれ
- 努力しろ
- 人を喜ばせろ
- 急げ
- 強くあれ
人生を駆り立てるドライバーチェックリスト
事前に配布されたプリント「人生を駆り立てるドライバーチェックリスト」には、以下の説明があった。
人の人生は過去の幼いときの両親との関係からある種、人生の脚本ができています。その脚本の中に、自分ではどうにもしがたいある動因(ドライバー)がかかっている場合があります。それによって不自由となるのですが、どのようドライバーがあるのかチェックリストから少し心の奥にあるものを探ってみましょう。もし、自分の心を不自由にしているものあがあるとしたら、際決断が必要です。
私のドライバーの得点は以下の通り。
完全であれ=12点
努力しろ=10点
人を喜ばせろ=9点
急げ=11点
強くあれ=3点
「完全であれ」「急げ」がかなり強め、
「努力しろ」「人を喜ばせろ」は強めだ。
各ドライバーの特徴
完全であれ
- 結果に目が行く。自分の中での「完全」を求める。
- 自分だけでなく、他者にも求めることがある。
もっと努力しろ
- プロセスに目が行く。
- いつまでも課外が達成されず、満足せずに追求してしまう。
他人を喜ばせろ
- 世話好き、おせっかい好き。
- 役目が終わるとどっと疲れる。
- 他者の要求を優先させる。
急げ
- やたらとせっかちに動く。
- 急がなくてもいいときもつい急いでしまう。
強くあれ
- 自分を強く見せるために弱音を吐かず、我慢してしまう。
- 言えたとしても冗談でごまかす。
ドライバーが仕事の中で役に立つ側面
完全であれ
より良い結果を出せる。もっと努力しろ
常に成長できる。他人を喜ばせろ
人に頼られる。急げ
スピーディーで効率化を図れる。強くあれ
前向きになれる。
ドライバーは、
これまでの経験から学習してきたもの•••
無意識なクセに無意識に働いてうまくいかない。
>意識してコントロールできるように。
1)ドライバーが働いていることに気付く
・日報で振り返る。
・他者からフィードバックうぃ受け取る。2)対処行動をとる
※ドライバーが働く場面で取り組む。完全であれ
- あえて中途半端な成果物を作る
- 70点を目指す
- 「今の自分で十分いいよ」OKを出す
もっと努力しろ
- 時間を声援する(タイマーの活用)
- 作業を細かく区切って小さな成功を喜ぶ
- 「できることからやり始めよう」
他人を喜ばせろ
- 待つ・観察する
- ますは自分を大切にする
- 「自分を喜ばせてもいいよ」
急げ
- あえてゆっくり進める
- ゆっくり進めつことでプラスになることを探す
- 「十分時間を取っていいよ」
強くあれ
- 弱音を呟いてみる
- 日記に書き出す
- 「自分の欲求をオープンに表現してみよう」
ストローク
ストロークとは?
ストロークとは、
物理的・精神的交流のこと。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プラスのストローク
温かい気持ちが生まれる交流
- 挨拶
- 褒める
- 握手
- 労い
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マイナスのストローク
嫌な気持ちが主に生まれる交流
- 怒鳴る
- 叩く
- 蹴る
- 嫌味を言う
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
交流がない状態
コミュニケーションで良い循環を起こして行くために
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本当にマイナスばかりなのか、正しく受け取っているか、受け取り方を確認する。
プラスになり得るものがないが考えてみる。
(部分肯定、例外探しを活用)
ストロークパターンチェックリスト
事前に配布されたプリント「ストロークパターンチェックリスト」には、以下の説明があった。
このチェックリストは、標準化されたテストではなく、自分のストロークの出し方、受け方の傾向に気づく手がかりを得るためのものです。従って、どの形が良いかというような基準はありませんが、一般的にプラスのストロークが高いほうが望ましいといえます。
私のストロークの得点は以下の通り。
プラスのストロークを出す度合い=10点
マイナスのストロークを出す度合い=3点
プラスのストロークを受ける度合い=8点
マイナスのストロークを受ける度合い=2点
ストロークを外部とやりとりせず、自分に向けるひきこもり度合い=6点
ブレーキとは?
ブレーキとは
プラスのストロークの循環を阻害するもの
テストの見方:6〜10強め、11〜15かなり強め========================
3つのブレーキと特徴
与えるな
- 言わなくても相手がわかるだろう
- 相手がつけ上がるだろう
要求するな
伝えて欲しいことがあっても相手に伝えない
受け取るな
相手からほめられても謙遜する
ブレーキの対策
与えるな
- まずはとにかく相手に伝える。
- プラスのストロークを出す。
要求するな
- 相手に意見を求めてみる。確認してみる。
- 呼び水的なワードを入れてみる。
受け取るな
- 「ありがとう」で返す。
- 「励みになります」と返す。
プラス・ストロークへのブレーキ・チェックリスト
事前に配布されたプリント「プラス・ストロークへのブレーキ・チェックリスト」には、以下の説明があった。
あなたは自分で自分を不自由にしていませんか?
私たちは自分で気づかないうちに、プラス・ストロークにブレークをかけていることがあります、そのブレーキをゆるめて、より自由にいきいきと生きるにはどうすればよいか、手掛かりを得るためのチェックリストです。心理テストではありません。
一般的に得点は少ないほど自由で健康的です。
私のブレーキの得点は以下の通り。
必要なとき、プラスのストロークを与えるのを抑止する度合い=0点
必要なとき、プラスのストロークを要求するのを抑止する度合い=0点
欲しいプラスのストロークを受け取るのを、自分自身で抑えてしまう度合い=2点
<就労支援>
就労移行支援
就労を希望する障害者であって、通常の事業所に雇用されることが可能と見込まれるものにつき、生産活動、職場体験その他の活動の機会の提供その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練、求職活動に関する支援、その適性に応じた職場の開拓、就職後における職場への定着のために必要な相談その他の必要な支援を行います。
【対象者】
就労を希望する65歳未満の障害者であって、通常の事業所に雇用されることが可能と見込まれる者。具体的には次のような例が挙げられます。(1) 就労を希望する者であって、単独で就労することが困難であるため、就労に必要な知識及び技術の習得若しくは就労先の紹介その他の支援が必要な者
(2) あん摩マッサージ指圧師免許、はり師免許又はきゅう師免許を取得することにより、就労を希望する者
※ ただし、65歳以上の者については、65歳に達する前5年間(入院その他やむを得ない事由により障害福祉サービスに係る支給決定を受けていなかった期間を除く。)に引き続き障害福祉サービスに係る支給決定を受けていたものであって、65歳に達する前日において就労移行支援に係る支給決定を受けていた者に限り対象とします。
◆厚生労働省ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 福祉・介護 > 障害者福祉 > 障害福祉サービス等 > 障害福祉サービスについて
就労継続支援A型(雇用型)
通常の事業所に雇用されることが困難な障害者のうち適切な支援により雇用契約等に基づき就労する者につき、生産活動その他の活動の機会の提供その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の必要な支援を行います。
【対象者】
企業等に就労することが困難な者であって、雇用契約に基づき、継続的に就労することが可能な者。具体的には次のような例が挙げられます。(1) 就労移行支援事業を利用したが、企業等の雇用に結びつかなかった者
(2) 特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが、企業等の雇用に結びつかなかった者
(3) 企業等を離職した者等就労経験のある者で、現に雇用関係がない者
※ 65歳以上の者については、65歳に達する前5年間(入院その他やむを得ない事由により障害福祉サービスに係る支給決定を受けていなかった期間を除く。)引き続き障害福祉サービスに係る支給決定を受けていたものであって、65歳に達する前日において就労継続支援A型に係る支給決定を受けていた者に限り対象とする。
◆厚生労働省ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 福祉・介護 > 障害者福祉 > 障害福祉サービス等 > 障害福祉サービスについて
就労継続支援B型(非雇用型)
通常の事業所に雇用されることが困難な障害者のうち通常の事業所に雇用されていた障害者であってその年齢、心身の状態その他の事情により引き続き当該事業所に雇用されることが困難となった者、就労移行支援によっても通常の事業所に雇用されるに至らなかった者その他の通常の事業所に雇用されることが困難な者につき、生産活動その他の活動の機会の提供その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の必要な支援を行います。
【対象者】
就労移行支援事業等を利用したが一般企業等の雇用に結びつかない者や、一定年齢に達している者などであって、就労の機会等を通じ、生産活動にかかる知識及び能力の向上や維持が期待される者。具体的には次のような例が挙げられます。(1) 就労経験がある者であって、年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難となった者
(2) 50歳に達している者又は障害基礎年金1級受給者
(3) (1)及び(2)のいずれにも該当しない者であって、就労移行支援事業者等によるアセスメントにより、就労面に係る課題等の把握が行われている本事業の利用希望者
(4) 障害者支援施設に入所する者については、指定特定相談支援事業
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就労定着支援
生活介護、自立訓練、就労移行支援又は就労継続支援(以下「就労移行支援等」という。)を利用して、通常の事業所に新たに雇用された障害者の就労の継続を図るため、企業、障害福祉サービス事業者、医療機関等との連絡調整を行うとともに、雇用に伴い生じる日常生活又は社会生活を営む上での各般の問題に関する相談、指導及び助言等の必要な支援を行います。
【対象者】
就労移行支援等を利用した後、通常の事業所に新たに雇用された障害者であって、就労を継続している期間が6月を経過した障害者(病気や障害により通常の事業所を休職し、就労移行支援等を利用した後、復職した障害者であって、就労を継続している期間が6月を経過した障害者も含む。)
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最後に
できれば『TEGⅡ』やチェックリストも掲載したかったが、
学術団体やNPO法人があるため、個人ブログでは公開することができない。
興味がおありなら「交流分析」をキーワードに検索していただき、
ご自身がお選びになった機関に問い合わせてはいかがだろうか?
また私のように就労移行支援事業所のプログラムで交流分析を受けることも可能であるし、
交流分析を行なっている心療内科も少なくないだろう。
就労移行支援事業所は障害者手帳がなくとも利用可能な施設が多くあるようなので、
サービスについて「お住いの地域名」「就労移行支援」「受けたいプログラム名(例:交流分析)」をキーワードに検索すれば、あなたの望む事業所が絞れるのではないか?
人生は短い。
迷って立ち止まっていては、有限な時間は瞬く間に過ぎていく。
まずは一歩踏み出す勇気を。
55歳になってもしぶとく諦めない私ではあるが、
できれば40代で、
できればできれば30代で、
贅沢をいえば20代で、
欲を言えば10代のうちに、
願わくば、機能した家庭で...
ほら、
あなたの目の前にあるその扉を、
1日も早く...
どうかご自身の力で、
勇気を出して開いて、
そして明日に向かって、新たな一歩を踏み出して...!
そうすれば、
きっとあなたの未来は明るい!
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