ひとりじゃない。
2月の 6:16 a.m. の空はほんのりとした朝の気配。
階下では走る車のヘッドライトが、明けきらない街を流れていく。
今日の目覚めは 5:24 a.m. 布団の中のぬくぬくを30分間堪能した。
寒いからいつまでもぬくぬくしていたいけれど、本能に争って起き上がる瞬間が好きだ。
冷え切ったバスルームで熱いシャワーを浴びて、暖房の効いた暖かい部屋へ。
こういった行為も好んでいる変な私ではあるけれど、
そろそろヒートショックも念頭に置かなきゃならない年頃なのかな?
昨日の就労移行支援事業所は午後から通所予定で、ドアを開ける時の緊張感は半端じゃなかった。
前列のテーブルががら空き...。
たったそれだけのことに意図的なものを感じるのは、私の認知の歪みから?
どうもね、表現も硬くなるじゃない?
心が固まってしまっていると...。
身体も固まって、カチンコチンな状態で誰も座っていない空いたテーブルに席を取る。
プログラムの始まる時に、一人の女性が意志を持って私一人のテーブルの椅子を引いた。
その笑顔にホッと安堵する。
大丈夫、全員じゃないんだ。
それから一人、二人と人が集まって、高まっていた私の緊張は完全に解けた。
今日の朝ソングは、
DUFF の「ひとりじゃない」
一人を作ってしまうのは、自分自身なのかも知れない。
閉ざした心の扉を、開けてくれる誰かを待つだけじゃなくて、
勇気を出して自分から扉を開ければ...
意地を張ってないで辛いって打ち明けてみたら...
ああ、けどそれでも尚、受け入れられてもらえなかったら?
どこかにいる誰かを思おう。
ひとりじゃないよ。
いつかきっと出会える。
行ってらっしゃい。
行ってきます。