遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

押し付けの道徳観に応えるために、忘れ去った私の嗜好。

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今朝の目覚めは、2:57 a.m.
起床時刻は、3:30 a.m.


昨日、「食べる瞑想」に挑んでみて気づいたことが一つあった。
私はお肉が嫌いだということ。
これには自分でも新鮮な驚きがあった。


食物を口に含み、「噛む」「味わう」をする。
昨日は味のしっかりついた焼肉を食べたのだけど、噛んで味わっているうちにお肉の味?匂いが気になってきた。
そのうち牛の姿が思い浮かんできて、得も言われぬ気持ちになった。


そして思い出したのが、子供の頃の偏食だ。
私はお肉もお魚も食べるのが苦手だった。
グニグニとした食感が気になったし、何しろ口に含んで噛んでいると動物を思い浮かべて気持ちが悪くなってしまうのだった。
それでも残せば父に叱られるから、味わう前に飲み込むようにしたことを思い出した。


短気な父に食べるのを急かされた結果、よく咀嚼しない人になったと思い込んでいたが、父が食べるのが遅いと怒鳴っていたのは母に対してであって、私が注意されたことはない。
なにせ私は、父に注意される以前から食べるのが早かったのだから。


なおかつ私はお刺身にもお醤油をたっぷりつけるし、お肉にもソースもたっぷりつける。
考えてみれば、お魚やお肉そのものを味わっているのではなく、調味料を味わっているのだ。
食物をよく噛んでいると、ソースや調味料の味がなくなって、素材の味が感じらる。
口に入れたお肉やお魚たちが、そうなる前にせっせと飲み込んでいたのだった。


これは私にとっては、とても重要な発見だ。
お肉もお魚も好まないのならば、それらを無理して食べる必要がない。
タンパク質は他の食品でも取れるし、今後はお肉もお魚も食べなくとも良いような気がする。
いやむしろその方が経済的にも健康的にも良いことずくめではないか?


「好き嫌いなく残さずなんでも食べなさい」と口うるさい父親も世を去ったことだし、バランスが重要とは言え、肉魚以外でもタンパク質は取れる。
子供頃から海老、蟹、イカ、タコ、貝類、卵は好きだったし、お豆類もある。
そう考えてみれば、私は血の味が好きになれないのかもしれない。




OKAMOTO'S 『HEADHUNT』


OKAMOTO'S 『Dancing Boy』MUSIC VIDEO


OKAMOTO'S 『NO MORE MUSIC』MUSIC VIDEO



OKAMOTO'S 『90'S TOKYO BOYS』MUSIC VIDEO


“ 耳を塞いでも 瞼を閉じても
あるコトないコト 毛穴沁みて来る

噂話 ヤバい話 考えることも止めて
人の不幸 祈ってるのさ 口よりも指は喋るぜ

あんなたのアタマ の中身は
あんたが詰めた 訳じゃない
アンタ Gotta ドコ? He Got ドコサ?
Yeah! Yeah! Yeah!

いまアタマを失くした俺たちは
あてもなく闇を彷徨うのだろう
いま自分を失くした俺たちに
愛の意味 誰か教えてくれよ
ワオ ワオ ワオ この腕で
ワオ ワオ ワオ 取り戻そうぜ

好き嫌いや ウソホントや 白黒つけたがり屋たち
自分のカラーは 色が褪せて カラフルな画面に見蕩れて

バッタもんたちの ジタバタは
馬っ鹿ばっかでもう キリがなぁい
パッパラッパ Viva! タリラリラーン
Yeah! Yeah! Yeah!

いま光を求めて俺たちは
覚悟を決めて 明日へ踏み出すけど
いま行き場を失くした俺たちに
生きる意味 誰か教えてくれよ

ワオ ワオ ワオ その足で
ワオ ワオ ワオ 探し出そうぜ Yeah! Yeah!

耳を塞いでも 瞼を閉じても
あるコトないコト......

Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! Yeah!

いまアタマを失くした俺たちは
どうすれば涙 流せるのだろう
いま俺が俺であるそのために
愛の意味 誰か教えてくれよ

ワオ ワオ ワオ この腕で
ワオ ワオ ワオ 取り戻そう
ワオ ワオ ワオ その足で
ワオ ワオ ワオ 探し出そうぜ ”






今日の朝ソングは、
OKAMOTO'S 「HEADHUNT」「Dancing Boy」「NO MORE MUSIC」「90'S TOKYO BOYS」



そうだ...二度目に狂ったとき、私は食べることは罪だと思った。
なにやら恐ろしいことをしていると。
命を食す恐怖。
噛むたびにそれらの苦痛の声が聞こえるんだよ。
食べるのが怖くなって、どんどん痩せていって、夫が心配そうに食物を差し出すから泣きながら食べてたなぁ。


なにからあんな妄想が始まったのかは、全く思い出せない。
昨日の「食べる瞑想」であの頃のことが鮮明に蘇って、頭の中で恐怖が過ぎった。
妄想に取り憑かれる前に、急いで口の中のものを飲み込んだ。
即座に瞑想を中断して、余計な思いが浮かばないくらいの超絶なスピードで食べることだけに集中して、食事を終えた。


片付けを済ませて落ち着いてから、もともとお肉が苦手だったのだということを思い出した次第。
だから今日の「食べる瞑想」では噛んで味わっても妄想に至らないような、平和的なものをいただこう。




え?
瞑想は止めませんよ?
だって、うん、やはりすごい効果。
普通にしていて気分が良いのだ。
この心地よさ。
気分の切り替えの速さ。
夫との距離感。



食べる瞑想が苦手な原因の検討もついたから、ちょっと実験してみたいじゃない?







さて、今日も



行ってらっしゃい。





行ってきます。