遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

昨日のダーク気分は…。

来月から就労移行支援事業所への通所が再開されるし、新しいこともいくつか始める予定がある。
だから昨日は予定を入れずに、ゆったりと気ままに過ごす予定だった。
けれど14時過ぎにかかってきた電話で、急遽外出することとなる。


かかった電話は保険事務所からで、お相手は障害福祉課の担当職員。
住民税が未申告のため障害福祉サービス受給者証の発行ができないというのだ。
9月1日から通所できるように余裕を持って申請したものの、重要な知らせをギリギリになって受けるとは思ってもいなかった。
「つまり9月には間に合わないということですか?」
「そうですね…申請してもすぐには反映されないでしょうから、手続きは郵送ですから二、三週間はかかるのではないですかね」
まるきり他人事という無感情の対応に虚しさを覚えつつ、区の職員に期待する方がどうかしていると自らに言い聞かせる。
更にこの人に心情を訴えても暖簾に腕押しということも、幾度かのやり取りで判明している。
話をしても長引くだけで、時間の無駄になるだけだろう。
こちらから課税課に電話をして確認してみると告げて、一旦電話を切った。


令和2年度分だから令和元年(平成31年)1月から12月までの期間の所得だ。
この期間は1月から10月までは失業保険を受給していたから、課税の対象にはならないはず。
その後も私の収入はない。
それでも申告は必要なようで、今回の状況はこれを知らなかった私の手落ちだ。


区役所の課税課に電話をして今回の事情を説明し、届け出の流れを確認すると、来所すれば手続きは当日に完了するという。
再び保険事務所に電話かけて担当にその旨伝え、これから区役所へ出向くことを伝えた。
対応の早さに彼女は驚いたようで、少し戸惑っている。
指示を待つのも時間の無駄なので、「区役所の方に手続きに証明書が必要かを聞かれましたが、必要ですか? 申告の後、私がしなければならないことは他に何かありますか?」と訊ねた。
「あ、いえ、反映されればすぐにこちらで手続きをします」
「9月に間に合うように手続きをしていただけるんですね?」
「反映されれば間に合います」
こういった確約はしないというお役所仕事的なやり取りも実に時間の無駄だから、粘らずにさっさと会話を終了して出かける準備に取り掛かる。


我が家から管轄の区役所まで、door to doorでおよそ30分。
支度に時間をかけてはいられないから、着替えだけ済ませるとさっさと家を出た。
15時半には手続きが完了する。
この手続きを担当した職員にお願いして、障害福祉課の担当職員に反映の確認と、9月に間に合うように手続きが完了できるかを確認していただく。
三者を介入させないと、あの障害福祉課の担当職員は信用できない。
一旦席を立って電話をかけに奥に引っ込んだ職員は、5分ほどして戻ってくる。
「反映していることを確認しました」とその職員は言う。
「ありがとございます。障害福祉サービス受給者証の発行が9月に間に合うことも確認していただけましたか?」と問うてみる。
「あ…確認しませんでした」
「…お手数ですが確認していただけますか?」
「…はい、お待ちください」
一から十まで再確認が必要なことに、ちょっと呆れるが顔には出さないように注意した。
しばらくして戻った区役所の担当から9月に間に合うように手続きを完了させるという確約を聞いて、ホッと一息ついた。
一息つくとすぐに、なんとなく虚しい気分になった。
炎天下のもと、汗をだらだらかきながら家路を辿る。
なんだかぐったりしてダーク気分のまま、昨日のブログ記事を更新したのでした。


いやはや…なりきりっぷりがお恥ずかしい。






あの人たち、あの公務員さんたちってば、あれよね?
やっぱりそれ相応の努力はしているのよね?
何かしらの資格を取得しているわけだし、採用試験にだって合格しているわけだ。
ある意味つまらない仕事とも言えるし、彼らがいなければこちらも困る。
コロナでも休めないし、暑くても出勤しなきゃだしね。


しかもあれだ。
彼らがもし「給料泥棒」だとしたら、これはもう盗みだからね?
いいのいいの彼らの問題だから、私には関係ないの。
第一、悪人てほどでもないしね。
日々、ストレスも溜まってるだろうしね。
公務員に厳しいこと言う人は、多いもんね。
かく言う私も、ちょっと前までは彼らには相当厳しかったよね?
ガンガン意見してたものね。
ある意味、クレーマーとも言えたよね?


そういえばあの精神科医Sったら、「あんたたちは基地外なんだから、気に入らないことがあったら基地外らしく怒りまくれ」的なことを言っていたなぁ…。
あの言葉を真に受けて、あのクリニックの一部の患者たちはなかなかに攻撃的だったけれど、傍から見ているとちょっと引いたもの。
うん、あの人たちを近くで見れたのも良い経験だった。
怒りを覚えても躊躇するようになったもの…。


その流れで仏教と出会ったのも良かったな。
怒りを露わにするのは恥ずかしいって実感していたから、怒りが悪業と知って十分に納得できた。
恥プラス悪業ときたら、これはもうやめる努力するしかないよね?
世の中を冷静に見渡してみると、怒る人よりも怒らない人の方が多かったりするし。
怒っている人の方が目立つだけで、大人しくしている人の方が断然多数。
あ〜気づいて良かった。
危ない危ない…怒りを正義って勘違いしてた節もあるし。
正義感故の怒り、とかね?


あぁ、また余計なおしゃべりブログ記事を書いちゃったなぁ…。
こういうのはちょっと久しぶりだけれど、仏教徒としてどうよ?って感じだけれど、直さないで更新してしまおう♪
今日はなんとなく、そんな気分。