遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

墓穴。

残念なことが立て続けに二つ起きて、
また少し人のあり方を考える。


自分のことしか考えられない人のすることは、
どんなに体裁を整えたところで行動に現れるのだ。


信じることについて、また少し考えてみる。
判断して信じるのは私。
私が観て判断する。


正すのは誰?
騙されるのは誰?


騙す対象は誰?
裏切る対象は誰?


切り捨ててのし上がって、
正しさを見せつけてみても、
つまらない自己満足。


暴いて追い討ちをかけて、
正義を振りかざしてもみても、
残るのは虚しさばかり。


知ってなお騙されたふりをするのは、一体誰のため?
知ってなお残る期待で誤魔化すのは、一体誰のため?


組織にしても、個人にしても、
その行動を起こしている本人ならば、痛いほど知っているだろう。
その胸に何を隠してる?


穴を掘る。
穴を掘る。

何を隠すために?

穴を掘る。
また穴を掘る。

今度は何のために?

穴を掘る。
穴を掘る。

いくつ穴を掘った?

一つの穴を誤魔化すために、
また一つ穴を掘る。


もうあなたの周りに穴を掘る場所など、どこにも残ってないのじゃない?

気がつけば、大きな大きな穴が一つ。
その穴に埋めようとしているのは、誰?
それは誰のための穴?


その穴の中に落ちているのが、自分自身と気づいた時にはもう遅い。
すでに足元は土で固められているよ。
もうそこからは抜け出せない。

ほら、上からどんどん重い土が降ってくるよ。
今どれくらい?

腰まできた?
胸のあたりかな?
首まできてしまった?
ねえ、息はまだ吸えるの?

そう、けれどそれも時間の問題。


下を見てもキリがない。
見ることはやめにして、今のことをしよう。