遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

どこのミニマム様?

ネット通販だと送料がかかるので、昨日はニトリまで徒歩で行き、スクリーンを購入する予定だった。
けれど自宅にある布と棒的なものを使えって手作りすれば「無料ではないか?!」という至極当たり前のことに気づいたため、ニトリまでの散歩は中止となった。


昨日中に作る予定だったが、その前にポールハンガーにかけられたまま埃を被っている夫の冬物を洗濯して、春物と入れ替えることにした。
私の春夏物の洋服たちが保管クリーニングから戻ってきたので、今度は秋冬物を保管クリーニングに出す準備をせねばならない。
そのついでと言ってはなんだが、夫の衣替えも済してしまうことにした。


ミニマムを自称する夫は何故か、そこそこのアウター持ち。
クリーニングに出さねばならないちょっと良いアウター5枚はクローゼットに仕舞い込んだまま、彼が着用している姿をここ数年見かけていない。
そして手洗いも可能な安手のアウター5枚を、彼としてはその時の気候や気分で選びたい気持ちはあるのだろうが、実際に活躍するのは数年前にSEIYUで購入したフリースジャンパーを一枚のみだ。
真冬でも薄手のフリースジャンパー...強すぎる。
対外的にミニマム的で、かつ断捨離も推奨する夫ならば、こちらも「着ないものは捨てれば?」と大いに言いたいところではある。
しかしながら他人には「捨てろ捨てろ」と五月蝿い夫も、自分のモノには案外執着があるらしい。
執着するなら大切にすれば良いのに、そこそこ値段のするものは「着ずにタンスの肥やし」として大切に保管し、プチプラものはクローゼットに仕舞うこともせずに秋から冬にかけての数ヶ月間をポールハンガーでむき出しのまま過ごさせている。
そりゃもう埃っぽくてなんだかイヤだけど、勝手に仕舞うとぼやくので放置しておいた。


その埃だらけの奴らを手に、ベランダに出て階下を行く人を尻目にパンパンと埃を落し、面倒臭いけれど手洗いする。
...たらいに張ったぬるま湯がドブ色に染まる。
何度かお湯を変えて、30分間浸け置いた後に手洗いするという、なかなかに手間のかかる作業を繰り返す...のか?
たらいだってそこそこ大きいけれど、厚手のアウターは一枚ずつしか浸け置きできないのよね...で、考えてみれば浴槽で浸け置いちゃえば良いんじゃん!と途中で気づいたから実に良かった。
そこからは一気に手洗い...もとい足洗いが始まり、作業は完了した。
それでも結構な時間を要したので、私自身の「スクリーン作り」は本日これから着手する。



なにやら楽しみ♪





では、また。