遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

肩の力をぬいて。

子供の頃からの癖で、つい頑張りすぎてしまう。 なかなか特殊な環境下で育ったから、「私がなんとかしなくちゃ」と小さな頃から頑張っていた。 そんなんで、弱音を吐いたり、甘えたり、リラックスするのがとても下手だ。 過集中になるから自分が疲れているこ…

迷い道、惑い道。

このところ、どうも父や母、妹や甥たち、伯父や従兄弟たちのことが思い出されて仕方がない。 特に思い出すのは20年以上も昔に他界した父のことで、つい思いにとらわれてしまう。 父の生い立ちを考えると、なにやら悲しくなってしまって、かわいそうでならな…

昔話。

昨日に引き続き、父の話。 基本的に躾には厳しかった父。 食事時にはテレビを観てはいけなかったし、余計なおしゃべりはしない。 特にお箸の使い方にはうるさくて、お箸の持ち方から惑い箸、渡し箸、逆さ箸、移り箸、刺し箸、寄せ箸、探り箸、箸渡し、指し箸…

父の死後、ずいぶん経ってから見た夢の話。 お堂のような場所で父は一人、あぐら座をかいている。 生前の父は一見すると威厳に満ちた人であったのに、なんとも心もとない様子に胸がほろりときた。 「お父さん、なにをしているの?」尋ねると、ハッとしたよう…

終焉

今朝ふと気づいたのだけれど、縁のある宗派がなんだかすごいことになっている。 まず父の育った寺が曹洞宗で、父方の菩提寺も曹洞宗。 伯父の一人息子が婿入りした先は、代々のクリスチャン一家。 夫の生家の宗派は浄土真宗で、夫の兄が婿入りした寺は真言宗…