遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

障害のこと。

私に内なるモンスター、モンちゃん。

就労移行支援事業所で昨日、担当スタッフM女史との面談があった。 「ダメ人間の終わり/西村芳宏氏著」を拝読し、「ニーズ(欲求・衝動)の蓄積」と「ネガティブ感情エネルギーの蓄積」で生み出された内なるモンスターを発見した。r-elle.hatenablog.com上に…

正当な怒りって? ⑷

r-elle.hatenablog.com本ブログ記事は長くなりすぎて、若干飽きが来ている私。お付き合いくださる方々の退屈を考えると恐縮極まりない。 よって本件について当記事を最終稿とする。 薬局の本社への電話は、二度の呼び出し音で繋がった。電話口で対応したのは…

正当な怒りって? ⑶

r-elle.hatenablog.com対応が最悪と思えた薬局のM氏に、預けた自立支援医療費支給認定申請書と処方箋を今すぐ家に届けるよう命じた傲慢な私。 自宅前でM氏の到着を待っている間、私のイライラは若干おさまってきた。 それでも今回の件はうやむやにしたりせず…

正当な怒りって? ⑵

r-elle.hatenablog.com 2月19日に自立支援医療費の変更を済ませてある薬局から、自立支援の処方箋は登録されている薬局で薬を受け取るようメールが届いた。従って自立支援医療費に登録済みの該当薬局へ、連絡せずに私は向かった。 16時台の薬局はとても混み…

正当な怒りって? ⑴

3月17日は不快な出来事が次々と起こった、実に憂鬱な一日だった。この日は久しぶりの精神科の通院日。 2月5日に予約通り通院してから、一月以上経過している。通常なら私の精神科への通院は、一月に一度のペース。このペースが乱れたのは体調が今ひとつで、…

【疾病理解(双極性障害)】

去る2020年1月23日(木)、通所する就労移行支援事業所で行われたプログラム 【疾病理解(双極性障害)】は、私にとって実に有用な二時間だった。 私が精神科との関わりを持ってから実に25年、四半世紀の年月が流れた。 その間、診断名の変化は著しい。 初めて…

怒濤の二日間 ⑴

なにかもう、怒涛の二日間を過ごした。 この怒涛の到来のきっかけとなった出来事は、1月9日に起きた。 私の夫はまぁなんていうか、世間一般的にいうとアルコール依存症予備軍だ。 そんな彼と私が出会ったのは24年前、私が31歳の頃。彼はなんと22歳だった。 …

また会おうね。

昨日は放送大学が主催する講演会、「だからこそ人生にyesと言う:心理学者 ウツを生き抜く」に行ってきた。 講師は放送大学教養学部の教授、大山 泰宏氏。 ウツを発症した講師による、実に感動的な講演会だった。 プロフィール 1965年宮崎県に生まれる。…

自己分析 VOL.3

自己分析 VOL.2 の続き。r-elle.hatenablog.com いよいよ最終章。 当然ながらこれから「自己分析」のプログラムや講習に参加する予定があり、 「事前に少しでも情報を入れたくない」という方はこれより先をご覧になるのを中断してください。 第3回:ドライ…

ちょっとした変化。

この2週間あまりのブログを休止した期間で、私が感じたこと思ったこと、 そして変化を少し、ここに綴ろう。ちょっと進化させたいので、目次を付けてみよう。 毎日の更新を心がけていたブログを突如、お休みした理由 機能不全家族とは? 発達障害とは? アダ…

今までのこと、これからのこと。⑸

いよいよ、最終章。 【これからのこと】 《今後の就労移行支援への取り組み》 昨日、やっと「障害福祉サービス受給者証」なるものが郵送で届いた。 令和元年11月1日から令和2年10月31日までが支給決定期間だ。 就労移行支援は、一人の受給者の利用期間は原則…

今までのこと、これからのこと。⑶

「本日中に」と宣言しておきながら、時計に表示された現在の時刻は2:02。 一事が万事こんな調子だが、気にしてはいけない。 早速、続きに入ろう。 【気分の変調について】 《主治医とのやり取りから》 長い付き合いとなる主治医になら私は、素直に気持ちを打…

大切にすること。

東京は雨です。 夜には止む模様。 『森下にて⑵』の続きを更新しようかと思いつつ、まだ少しテンションが低めの私。 小さい旅シリーズは若干高めのテンションでないと、その気になりきれないのでちょっと保留中です。 就労移行支援事業所で昨日参加したプログ…

今から始めます!

ずっと迷いがありました。 自分の立ち位置とか、 万が一にも誰だか特定されたくないだとか、 変な自意識とか...。 そんなことしても無駄なんじゃないか、とか。 もう歳も歳だし、とか。 そしてやっぱり躊躇する一番の理由が、 人への恐怖心です。 こんな風に…

知らないだけの人もいるから。

人間なんて所詮おおよそ想像力のカケラもない奴らが大多数だから、 自分の理解の範疇しか知ることはできない。 想像力があれば、 自分が経験したことのない見知らぬ世界にも共感できると言うものだ。 精神病は外側からは見えないからね、 想像力がなければ理…

気分変調。

今日は就労移行支援事業所の予約を取っていないので、自宅で過ごしている。 正式な通所が決定するまでは、週3回までしかプログラムに参加できない決まりがあるらしい。 今週の火曜日に相談支援事業所で利用計画書の確認も済んだから、一週間から三週間で受給…

マスクとイヤホンと帽子

人に会いたくなくても外出しなくてはならない時、 マスクとイヤホンと帽子は私の必須アイテムです。これは症状の程度によって、マスクとイヤホン、 イヤホンのみ、と変化します。特に人と比べたことはなかったから、 このことについて深く考えることは長年し…

オープンダイアローグ

精神疾患を持つ者が精神保健福祉士取得を目指すなど、馬鹿げていると思われる方もいらっしゃるかも知れない。しかも、その歳になって何ができる? 単に資格取得趣味と批判する声まで聞こえてきそうだ。 私が精神保健福祉士の資格の取得を決意したのは、オー…

ヘンテコな私にいまさらながら、、

私はちょっと(かなり?)おかしいと、帰路の電車の中でうんざりした。 今日の午前中は、就労移行支援を行う事業所へ行った。 今まで求人サイトで自ら仕事を探してきた私にとって、初の体験利用だ。10時から12時までの2時間の予約をしてあった。 祝日の今日は…

グリーフワーク

長く生活を共にした飼い猫が死んだ。 こう表現すると、つい最近死んでしまったようだが、実は昨年11月のことだ。その日は憧れ続けた医療機関の、待ちに待った初診日だった。数日前から急激に衰弱が進む飼い猫の、静かに上下するお腹を眺めて私は、病院へ行っ…

姉妹

読書登録をしているある方のブログを読んで、私は思い至った。 私が以前からなんとも不思議で理解できなかった病理に、強迫行動がある。強迫行動に苦しむ人たちは何故、その行動を止めれないのか? 誰もが異なる過去を持ち、異なる資質を持つけれど、機能不…

Believe

今日は事前予約していた就労移行支援サービスを行う事業所に出向いた。 精神障害歴が20年弱になる私ではあるが、障害者の支援を行う行政機関への関わりを、できる限り避けて過ごした。 初めて私が入院した精神医療施設は、太宰治も入院したというThe精神病院…

一番の心配は

昨日、出かける直前に担当の保健士から電話があった。 若々しい声が、その人の名を名乗った時、私の感じていた怒りはすっと消えていた。 その電話は約束の時間から2時間近く経過していたのだけれど、時間指定したのはご本人ではなく他の職員だったから、その…

過去

自分の本音を誤魔化して、なんでもない風を装ってしまうことが間々ある。 これは「他人に対して敢えて、そうする」というのではなく、自分自身に対して気づかぬうちにそうしてしまうことがある、ということだ。 幼い頃からの癖のようなもので、あの家で生き…

パンドラの箱

突然やってくる絶望感の理由なんて ないものかと思っていた。 長く精神病者として過ごし、どこか諦めてしまっていた私は、 心の変化の有様などは全て病に起因するのだと簡単に片付けていた。 もちろん育った環境が及ぼす影響は多大なものだと気づいている。 …

Thanks

今日は転院を考えている心療内科の初診日だった。 紹介等ではなく、ネット検索によって探した小さな心療内科だ。 病院口コミサイト等はヤラセが多く却って判断に迷うから、利用したい地域の町名とキーワードのみで検索し、いくつか候補に絞った。その中から…