遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

砂の城。

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昨日になって知ったのだけれど、先だっての引っ越しのために事前に取っていたはずの連休が当日、無断欠勤と思われていたようだ。
採用が決まったときに、派遣元の採用担当であるMS氏から10月で休みたい日はあるかを確認された。
当時は引っ越し日が決まっていたから、10月28日と29日のお休みを申請した。
その休日申請が派遣先に伝わっていなかったのだ。


10月28日の朝、派遣元から奇妙な確認電話を受けたものの、深く考えなかった。
担当以外の社員からの「今回の休みは事前に申請していたのか」という確認電話で、営業や採用、庶務などの連携が上手くいかないことはそう珍しくない。
まさか派遣先への連絡ミスとは夢にも思わなかった。


タイムシートは規定の様式と異なるものを渡すは、初出勤の待ち合わせ時間の連絡が一向になくて初出勤前日にしびれを切らしてこちらから電話をかけてやっと確認できたことや、そもそも面談後の採用の可否すらこちらから確認しなければ採用担当が連絡を忘れてしまっていたという始末。


派遣会社というよりも、教育に関する事業で有名な企業だし、Web面接での対応はバッチリだったから安心していたけれど…いやはや…。


なんだかなぁ…こうも先が思いやられる出来事が連続して起こるのは、どういったことだろう。
おや?と思うことがチラリとあっても多めに見てしまう部分が私にはあるから、後々こんな結果になるのよね…。


曖昧ならずーっと曖昧でいたらいいんだ、私が。
初めのうちだけ大らかで、どんどん厳しくなっていくのがね…逆の方が正解なんだろうな…。
初めのうちは厳しくチェックして確りと相手を観察して、信頼を徐々に深めてから寛大になっていく。


あれだ、なんといっても育った環境がね…驚くべく大人たちに囲まれていたからね。
最初から疑っていたら先に進めない、つまり幼い私は生きていけない。
だからね、ちょっとした疑問は打ち消してしまう癖がついているんだよ。
まずは信じてみる。
そして少しでも裏切りを感じたら、バッサリ切ってしまうんだな…。


つまりさ、私は最初から信じちゃいないんだ。
信じなきゃって自分に言い聞かせて、自分を騙している。
だからね、ちょっとしたことで崩れてしまうんだよ。
信頼を積み重ねていないからさ…。


信じることは容易いことじゃない。


ああ、けれど信じたいんだ。


信じ切れる強さが欲しい。





そんなんで今日も、









行ってらっしゃい。





行ってきます。