遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

戦闘態勢は整った!

5年前に引っ越したオンボロマンションは、賃料が格安なのと駅近という理由で入居を決めた。
たった5年で建て替えのため退去とか、ありえない。
契約料や転居時にかかった費用プラス、これから転居する費用を考えると、おいそれと大人しく転居するはずもない。


当然ながら立ち退き費用は支払ってもらえると考えていた。
ところが…この家主ときたら、立ち退き料を支払う気が全くないということが判明した。
家賃の6ヶ月分程度が相場とされている立ち退き料を、知らぬ存ぜずで逃げ切ろうとしている。


確かに法的根拠はないけれど、常識的に考えれば、家主として支払うのは当然の義務。
それをなんと!
「安い家賃で貸してあげていた」
ですと?!

こんな老朽化したオンボロマンションを、高い賃料を出して借りるバカはいない。
実際に私たち夫婦がこのマンションへ引っ越しを決めた時には、借り手がつかなくて半年以上空室のままだったのだ。



「安いから次々と借り手がついて、今までは改装する間もなかった」
は?
なに言っちゃってんの?


今年の春先に家主であるご主人が亡くなった。
職人気質の堅実な人で、儲けを追う人ではなかった。
建て替えやリフォームでお金をかけてまで、家賃を上げる気がなかったのだ。


その堅実な人が他界して、業突く張りの奥さんと娘がリフォームを考えただけだろう。
それにしてもリフォーム代はどれくらいかかるのだろう?
駅近とはいえ、築50年でエレベータなしのオンボロ建物をいくら綺麗に内装だけリフォームしても、そうそう賃料は上げられない。
リフォーム代回収目的で賃料を上げ過ぎたら、高くて借り手がつかないんじゃない?


今春、隣室が雨漏りがするようになったと聞いた。
修繕見積もりを取った際に、業者にリフォームを勧められたのだろう。
業者の口車に乗せられて、高いリフォーム代を捻出する気になったのだろう。


店子をタダで追い出して?
そうは問屋が卸さない!


法テラスに電話を入れて、10月半ばに今回の件で相談予約を入れてある。
本日はそれを家主に伝えにいく。
戦闘態勢は整った。


今後の展開は随時、当ブログでご報告いたします。