遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

肩の力をぬいて。

子供の頃からの癖で、つい頑張りすぎてしまう。
なかなか特殊な環境下で育ったから、「私がなんとかしなくちゃ」と小さな頃から頑張っていた。
そんなんで、弱音を吐いたり、甘えたり、リラックスするのがとても下手だ。


過集中になるから自分が疲れていることもよくわからないで、気づかぬうちに無理をする。


今朝の座る瞑想で、足の痺れが酷いのにそれを観察して座り続けた。
私の足が「もうやめて苦しいよ」と訴えていることに、ふと気づいた。
そうすると手たちが自然に動いて、痺れた足を優しく撫でた。
すると足の一部に強い痛みを感じて、こんなに痛くなるほど我慢して座り続けていたことに驚く。


「ごめんね、ごめんね、痛かったね」心の中で謝りながら、さすり続けた。
涙がポロポロと溢れる。
また自分に対する慈しみをすっかり忘れていたのだ。


聖者と比べてもね、能力が違う。
それぞれの持つ力で、それぞれのスピードで。
マイペースで大丈夫、それが今日の気づき。