遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

まず自分。

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今朝の目覚めは5:28 a.m.
30分程まどろんで、起床したのは6:00 a.m.


昨日の就労移行支援事業所のプログラムは疾病理解。
7名の参加者で、各々のテーマーを紙に書いて、テーマに沿って皆で話し合う。


私は先日のあるⅡ型の利用者の「Ⅰ型は攻撃的」という一言がずっと気になっていたので、
それをテーマとして紙に書いてみた。


『先日、Ⅱ型の利用者の方に、Ⅰ型は攻撃的と言われました。皆さんもそのように思われますか?』


優しい意見が次々と出されて、心が温まった。
Ⅰ型でもⅡ型、また双極でも、精神を患っていない人でも、攻撃的な人は攻撃的というご意見に、「確かに」と思えて、私の緊張は一気に解けた。


私の主治医は私の病名を断定しない。
気分障害とは言うことはあるんだけど、「どれにも当てはまらないから、分からないよ」と宣う。
「いわばM病」などと彼は言ってのけるのだ。
一時期はそんな主治医を信じられなくなったりもしたけれど、彼の言うことはある意味正しいのだろう。


だから私は昨日のプログラムで、
双極性障害と診断したのは長くかかっている主治医ではなく、セカンドオピニオン精神科医からの診断です。特にⅠ型と言われたわけではないのですが、おそらくそうではないかと私自身が思ったんです。」
と言ったら、
「自分で病名を決めつけるのは良くないよ」とのご意見。
「勝手に思い込んで悩むのは...ね?」


あ...確かに!


安心するために、明確な病名を知りたくなってしまう。
自分がどこに所属するのか明らかじゃないと不安なんだ。


そうだな...もっとふんわりしていてイイのかも知れない。
こんなところにまで、白黒思考が出てしまうんだな。



Mr.Children 優しい歌


“誰かが救いの手を 君に差し出している
だけど 今はそれに気づけすにいるんだろう

しらけムードの僕等は 胸の中の洞窟に
住みつく魔物と対峙していけるかな

一吹きで消えそうな 儚い願い
言いかけて飲み込んで 恥ずかしくなる

魂の歌 くすぶってた 照れ隠しの裏に忍ばせた
確信犯の声

出口の無い 自問自答 何度繰り返しても
やっぱり僕は僕でしかないなら

どちらに転んだとしても それはやはり僕だろう
このスニーカーの紐を結んだなら さぁ行こう

簡単に平伏した あの日の誓い
思い出して歯痒くて 思わず叫ぶ

後悔の歌 甘えていた 鏡の中の男に今
復讐を誓う

群衆の中に立って 空を見れば
大切な物に気付いて 狂おしくなる

優しい歌 忘れていた 誰かの為に
小さな火をくべるよな
愛する喜びに 満ちあふれた歌”



今日の朝ソングは、
Mr.Children の「優しい歌」


昨日はプログラムの後でお茶をして、ちょっとダークな気分をもらってしまった。
まだまだ他者との境界線が上手く引けない私。


もうちょっと距離感を考えないと、苦しくなるんだな。


しっかりと境界線を引けるようになるまでは、接近しすぎは危険だろう。
私は私のために生きている。
誰のためでもなく、自分のため。


だから今はまず自分がしっかりと立つこと、それを中心に考えることに決めたんだ。
寄りかかられ過ぎてしまったら、救うどころか共倒れになる。


もっと強くなれたらね、
そうしたら自然に人にも優しくなれると思うんだ。




さあ今日も、
胸を張って背筋を伸ばして、
前を向いて出かけよう。









行ってらっしゃい。




行ってきます。