遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

ロックダウン?!3月の卒業は?

一昨日の就労移行支援事業所は予定していたプログラムが急遽中止となり、「在宅支援について」の説明と在宅中の個々の自習計画表の作成の時間に変更となった。


ロックダウンが実施された場合の対策として、ZOOMを利用した在宅での支援継続を予定しているとのこと。
現段階では万が一ロックダウンとなった場合には、ZOOMを用いた朝と昼のミーティング、終業時刻に振り返りを実施するのみで、各自自宅での自習がメインとなる。
今後長引く可能性のあるコロナ対策の動向によっては、ZOOMを利用したプログラムの開催も検討しているという話もあった。


残念ではあるけれど、それでも試してみたいことが山ほどある私は、それもまた有効な時間にしようと考えている。
読むだけで実践していない私自身のプラスになるであろう数々のワークを、個人的に取り組む時間が持てるのは重要で価値のあることだ。
もともと淡々と一人で行う作業を好む私にとっては、存分に活用できる時間が増えることとなる。
一人なら緊張感を全く持たずに、周囲に気を遣うこともなく、リラックスして自分のままで過ごせる。


けれど、やはりどことなく寂しいのだ。
少しずつ馴染んできた人たちと、同じ空間で共にワークをする。
それぞれが進む道は別々のものだけれど、それでも何かに傷つき、社会をリタイアしたという負い目を持つ人々と社会復帰を目指して、未来へ向かっていくための自分作りをする。
私たちは、そんな同志たちなのだ。


過去を現在を、思いを、考えを、そして続く未来への夢を共有して、時に共感したり、時に反発したり、考えさせられたり、プラスもマイナスも、互いに影響を与え合って過ごす時間。
時の中で変化してゆく自分自身を、互いに感じ合う。
次のステップへの、人生のほんの一時期を共に過ごす人たち。
偶然なんかじゃ決してなく、なにかに導かれるように、そこへ集った仲間たち。
すぐには好意を感じずとも、きっとなにかしらの縁で繋がっているのだろう。


そんな人たちとの貴重なひと時を、暫く持てなくなってしまうかも知れない。
この3月でここを卒業する予定の人は、私が知っているだけで3名。
いつもなら卒業生の最終通所日に行われる、「挨拶の言葉」もなくなってしまう可能性も出てきた。


なんとか今月いっぱいは在宅支援にはならずに、あの場所でプログラムが行われますように...。
彼らの未来へ向かう姿を、この目で見ることができますように...。
彼らの未来へ向かう言葉を、この耳で聞くことができますように...。
彼らと直接会って、ありがとうを伝えられますように...。
彼らとまたねって、再開を約束できますように...。
新しく始まる彼らの生活に、エールを届けられますように...!


人と過ごせば摩擦もあって、心が穏やかでいられない時も少なくはないけれど、それ以上の何かがそこには在る。



大切にしたい人。
これからもずっと繋がっていけたらと心から思える人。
もしかしたら、そうなれる可能性のある人。


明日、明後日はどうか、首都封鎖とはなりませんように!










昨日はなんだかちょっと寂しくて、心もざわついて、ブログを更新する気になれなかった。
今日はその分、いくつかのブログ記事の更新を予定している。


気が向いたら、お時間のある時にでも寄ってみてくださいな♪







では、また。