遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

私に内なるモンスター、モンちゃん。

就労移行支援事業所で昨日、担当スタッフM女史との面談があった。
「ダメ人間の終わり/西村芳宏氏著」を拝読し、「ニーズ(欲求・衝動)の蓄積」と「ネガティブ感情エネルギーの蓄積」で生み出された内なるモンスターを発見した。

r-elle.hatenablog.com

上にリンクした3月31日の朝ブログでもちらりと触れたが、そのモンスターが突如出現し、苦しくて耐えきれなくなった。
因みにこの時に出現した私の内なるモンスターは、母と妹への怒りだ。
母も妹も小柄な女性だった。
彼女たちは父の前で「可哀想がる、可憐ぶる、可愛子ぶる」のが得意だった。
いつも父に告げ口をして私を悪者に仕立て上げる。
父も私の言い分など聞きもせずに、怒鳴ったり、殴ったりした。
過去の我慢や怒りや悲しみ、恐怖が私の中で大きなモンスターに育ってしまっているようだ。


今後再びモンスターが出現した時の対処方法について、スタッフM女史と30分ほど話した。
できれば西村氏の著書を倣って内なるモンスターを処理するのが一番とも思うが、スタッフM女史曰くそれには幾分時間がかかりそうだし、現状の弱った私では一人でそのワークを行い克服するのは難しいのではないかとの事だった。


確かに私は今、就労移行支援事業所で全ての力を出し尽くしている感が否めない。
そこでスタッフM女史が提案してくださったのは「外在化」だ。
この内なるモンスターが現れた時に身体の外に出してしまうのだという。
そしてそのモンスターに名前をつけて、対話するというのだ。
この時に慣れ親しんだり、言いなりになってはいけない。
あくまでも飼い慣らすこと。


なにかしらの要因があって怒りが表出しそうになった時に、その場でモンスターが暴れ出さないよう、在外化したモンスターに「今は大人しくしていてね、後から話を聞くからね」と宥め、安全な場所でモンスターと対話する。
モンスターを慰めて褒めて「いい子いい子」してぎゅっと抱きしめてあげる。
この方法であれば私でも、今すぐに実行できそうだ。

外在化
外在化とは、表現することです。つまり自分の心や頭の中にあるものを、その外に表わすことです。ここで示している「表現」は、文学、芸術作品やシンボル(象徴)、デザインだけではありません。規則や習慣、あらゆる製品、更には数式すらもその1つです。ただし、外在化したモノの持ち主は、自分です。

外在化、客体化、内在化|えるえつ@哲学・音楽|note


今日はこの私の内なるモンスターをイラストにしてみた。
絵の具や絵の道具は全て、今回の住居へ引っ越す際に人にあげてしまって手元にないから、パステルを使って描いた。

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この子をモンちゃんと名付けた。


モンちゃん、よろしくね^^







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