遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

十年ぶりの自然な眠り。

昨夜はなんと約十年ぶりに睡眠導入剤なしの自然な眠りがやってきて、いつの間にか眠りに就いていた。
先ほど目覚めて、自分でも驚いたところだ。


この自然な眠りの訪れはおそらく、Zoomを利用したおうちヨガに参加したからだろう。
1970年代、中学生だった鬱初期の頃にヨガを知り、ヨガの本を買って自宅で一人ヨガを始めた。
毎日熱心にヨガに取り組んだ訳ではなく、気が向いたらなんとなくヨガポーズをとるという感じ。
それから20年近く経ってオウム真理教のあの事件で、「ヨガをしている」という発言は禁句になった。
再び日本にヨガブームが起きたのは、私が38歳の頃だ。


スタジオでヨガをすると、周りの良い気をもらえる時と、変な緊張を感じる時とがある。
競争心みたいなの?
他者のそういったものを感じるというのは、私にもそれがあるからなのだろうけれど、本当に苦手なんだ...そういった負けまいとする必死さみたいなの。
隣に負けず嫌いの人が来たりして、競争心みたいのをむき出しにされると何か疲れてしまう...そういった変な圧迫感が苦痛なんだ。


睡眠導入剤が欠かせなくなったここ十年くらいは、そういったマイナスの圧迫みたいな空気を感じ取りやすくなった。
だからスタジオでヨガをすると、心底リラックスできることは5回に一度程度。
人から変な気をもらうのが苦痛になって、ヨガスタジオを転々としている。


そう!そんな私にZoomでおうちヨガは持ってつけだった。
そういった変な意識を感じずに、自宅でヨガが楽しめる。
まぁね、DVDを観ながらとか、YouTubeを観ながらとか、いろいろ手段はあるのですが...なんていうか、一方的感がね、ちょっとときめかないんだなぁ...。
ヨガって一人で黙々とするものっぽくて、まぁそういった感もあるけれど、それとは別に、一つの場所に集まった人のエネルギーが集結される感じ...あの一体感を体験すると癖になるんだな...また味わいたくなる。


Zoomでおうちヨガなら参加してる感も確りとあって、けれどビデオオフで参加できるからこちらの存在を消すことだって可能だ。
なんともリラックスした状態で、ヨガに集中できる。


そしてあの自然な眠りがやってきた。


かなり感動。
いやいや劇的な感動だ。


今回は、Peatix (ピーティックス)といサイトでこのZoomを利用した無料ヨガの存在を知って、2つのクラスに無料参加してみた。

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◆Peatix HP より

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コロナで外出がままならない今、自宅にいて参加できるイベントは実に貴重だ。