遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

知らないだけの人もいるから。

人間なんて所詮おおよそ想像力のカケラもない奴らが大多数だから、
自分の理解の範疇しか知ることはできない。


想像力があれば、
自分が経験したことのない見知らぬ世界にも共感できると言うものだ。


精神病は外側からは見えないからね、
想像力がなければ理解なんかできるはずもない。


うつ病の人を捕まえて誰にだってそんなことくらいはあるだって?
甘えだ、怠けだ、大げさだと決めつける、同情心のない人たち。
あなたはあなたのことしか知らない。


精神病者と知ったら突如、言うこと全てを妄想と決めつけて
真実すら歪めてしまう。


けれど、大丈夫。
そんなのばかりじゃない。
ちゃんと見えている人はいる。
ギャーギャーと喚き立てる、声だけが大きい輩が五月蠅すぎるだけだ。
大丈夫だよ、ちゃんと聴ける人の方が多いんだ。


最初は小さな声でいい。
声を出して自分のことを語ろう。


ねぇ?
私は知らなかったよ?
精神障害者歴ばかり長くて、自分の辛さばかりが気になって
誰の声も聞かなかった。
私もね、想像力のない人だって、ついさっき気づいたんだ。

さて、OCD Awareness Week(強迫症啓発週間)はまだまだ続きます。 今年(2019年)は10/13から10/19の7日間、強迫性障害の啓発を積極的に行う週間になっています。 私は毎日強迫性障害に関する記事を書くということで、啓発に参加したいと思います。 みなさんも、記事のシェアなどして、啓発に参加していただけると嬉しいです。

家族が支える暴露反応妨害療法 - きたながりの彼女はしんどがり


実を言うと私は私の強拍を知らないんだ。
普通の人として生かされ続けてきたから、気づかずぬうちに大人になった。
隠しても変わった人とは言われたけれど、
変わった人と言われないように常人ぶるのに必死だったんだ。
世の中にはそう言う人も少なくないんじゃないかな?
強いものに巻かれるしかない人たち。


精神障害者となって初めて自分の病気に気づいたんだ、私。
できればその前に引き返せた方がいいと思うよ。
だから若いあなたたちが切り開く。
もう道はできている。
こんな思いは連鎖させちゃいけないんだ。


ほら恥ずかしがらないで
自分が変わっているかも知れないって内緒にしていることを今、
もっと発して見よう。


正々と姿勢を正して、
何にも悪いことなんかしてないじゃん。


堂々とそれぞれの精神疾患を、ここで今語ろう。