遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

三歩進んで二歩さがる。

昨日、入学願書を提出している通信大学から着信があった。
いつも通知音をミュートにしている私は、気づいたのが遅い時間だったから先ほどこちらから電話をしてみた。


学部の変更を促す内容だった。
人間福祉学科の精神保健福祉モデルを希望している私だったが、
社会福祉モデルか包括支援モデルへの入学を勧められた。


理由を確認すると、願書にあった特別な配慮に、
「スクーリングの際、最後列の端で、かつ隣の一席を空けることを希望」したことが原因だという。


精神保健福祉モデルはグループ単位でのスクーリングとなるため、この配慮は難しいと言うのだ。
他のモデルであれば可能だと言う。
「このモデルは人気ですから」とのことだった。
つまり隣に一席空席を作ることが不可能なほどの生徒が、一教室に入室すると言うこと?


それほど密集した場所で行われるスクーリングの参加は確かに、今の私では難しいだろう。
今回、私が目指すのは精神保健福祉士の資格取得なのだから、他モデルに入学したところで意味はない。
しばし呆然...、けれど思い直す。
通信大学生となれば就労移行支援サービスを受けることが出来なくなる。
通信大学に通学している4年間は学業に専念するしかなくなる。
来年には56歳になる私が、就労継続支援を受けながら再就職が可能となる年齢が60歳ということには若干の迷いがあった。


うん、この迷いの答えが、これなんだろう。
若干の迷いはあったが、辞退を決意し、その旨を申し出た。


この半年間、積み重ねた努力と時間、学費、選考料が無駄になってしまった。
再びの挫折。
ちょっと泣きそうになった。
いや、正直に言うと涙が出た。


けれど泣いていたって、後悔したって、何の解決にもならない。
気持ちを切り替えて、他の通信大学をネットで調べる。
選んだ一校に電話をかけて、スクーリングにおける座席の配慮について確認する。


障害があり、密着した席では緊張してしまうこと。
できれば最後列の席で隣席を空けて着席することは可能か?


「本校のスクーリングでは三席の机に二名が座ることになっています」
「それでは密着して着席するということはありませんか?」
「そうですね」


進むべき道は本人の意思には及ばぬ、何らかの力によって導かれていく。


嘆くことはない。
これが私の正しい道なのだろう。
遠回りでも回り道でも、その過程も何らかの意味を持っているのだ。


まずは挫けない、折れない心を持ち続けること。
今回の学びは自分の状態や状況を明確に認識して、常にそのことを頭の中へ入れて選択し、事前にしっかりと調べた上で行動に移すことが肝心なのだということ。


ぼんやりうっかり、そのときの気分と感覚で、軽く行動するからこんなことも起きる。
やぁ、もう、ふぅ。
やっと、また一歩。


水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ
なんか、これ昔のブログにもこの詩を書いたなぁ...。
今回は十年分の進化を遂げて(?)、YouTubeでお届けします。




三百六十五歩のマーチ 水前寺清子


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若き日の水前寺清子


1968年11月にリリースされた時分の水前寺清子を、流石に私も記憶にない。
14歳年上だった最初の夫だった人がこの当時、空港で彼女を見かけたらしく
「テレビで観るよりもすっと可愛くて驚いた」と言っておりました。


歳を召した水前寺清子さんに若々しい可愛らしさはなくなったけれど、
生き生きとした人間らしさが満ち溢れていらっしゃる。


ググっていたらちょっと面白い記事を発見。
共有してしまお♪


pinky-media.jp



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6歳年下の夫、小松明氏との2ショット!



現在74歳の彼女の歳まで、あと約20年!
大丈夫、なんとかなるさ。