遠い箱

精神障害を持つアラ60のヘンテコな毎日と、日々変化する心情を綴ります。

自己分析 VOL.2

自己分析 VOL.1の続き。

r-elle.hatenablog.com


エゴグラムについての振り返り

「自己分析 VOL.1」を受けたその日、『エゴグラムについての振り返り』という宿題が出された。
まずは、その振り返りから。

過去の振り返り

親の機能

CP(厳しさ)

  • 人に対する厳しさで失敗した経験があり、以来職場では人に意見することをしなくなった。
  • 人と距離を置いて本音を言わない。
  • 本気にはならないよう、相手に対して真剣に接することをやめ、いい加減に付き合い、また振る舞うようになった。
  • 適当で曖昧な態度に徹するようになった。


NP(優しさ)

  • 過去の失敗から「優しさ」につていも考えるようになった。
  • 人との距離感について考えるようになり、お節介にも繋がる「優しさ」を発揮することへの戸惑いを覚えた。
  • 「優しさ」の共依存的な働きについて考えるようになった。
  • 本音は一切言わずに、 自分自身に弊害のない程度の表面上の「優しさ」で人と接するようになった。
大人の機能

A(客観性)

  • 「冷たい」と言われるようになった。
  • 職場では人と深く関わらず、表面上の建前でのみで接するようになった。
  • 感情は抑え、事実に基づいての発言や行動をするようになった。
  • 立ち位置や立場を考え、状況に応じて発言や行動をするようになった。
  • 飲み会への参加は基本的に断り、5回誘われたらお付き合いで1度程度は参加した。
  • 飲み会の参加はしても、一次会で必ず切り上げる。酔わない程度に軽く飲む。
子供の機能

FC(素直な感情・創造性)

  • ありのままの自分を出せなくなった。
  • 本音は言わず、感情を抑え、余計な発言は控えるようになった。
  • はしゃがない、本気では笑わない、怒らない。
  • 与えられた仕事だけをこなし、提案は一切しない。


AC(協調性)

  • 反論はせずに、人の意見に従うようになった。
  • 消極的になった。
  • 同調だけして、余計な意見は言わなくなった。


目立たず、騒がず、適当に、
常にニコニコと微笑むイエスマン
仕事が終わればさっさと帰宅、
これが職場での私のモットー。



試して見たいこと
(以下、就労移行支援事業所で)

  • FCを上げるためのいくつかのプログラムに参加する。
  • あるプログラムに参加する際に敢えて自由に発言してみる。
  • 他人への不信感を軽減するために積極的に人と接する。
  • アサーションを学び、アサーティブで人を不快にしない伝え方を実践する。

第2回:人生立場/ライフポジション

前回の復習・補足

アサーションについての補足

Q1:使う機能は?
⇨ 相手を大切に=FC
⇨ 相手への配慮=NP
⇨ 適切に伝える=A


※上記はアサーティブに人と接するために、
それぞれ使う機能。

Q2:変化する機能は?
AC低下
  or
  CP低下

※上記はアサーティブに人と接するために、
変化する機能としてACもしくはCPを低下する必要がある、ということ。


CBGT(認知行動療法)についての補足

Q1:使う機能は?
⇨ A

Q2:変化する機能は?
⇨ 不都合がある機能のバランスをとる。

※状況に応じてどの機能を使うかをAで判断する。

人生立場/ライフポジションのチェックリスト

このプログラムを受ける前の宿題として出された、人生立場/ライフポジションのチェックリストなるものを事前に記入していた。

このチェックリストにより私は、

  1. 「自・他肯定」=14点
  2. 「自己肯定・他者否定」=4点
  3. 「自己否定・他者肯定」=15点
  4. 「自・他否定」=3点

という結果が出ていた。

(見方)

  • 1が圧倒的に多い人は、こだわり・かたよりが少なく、人生をより前向きに建設的に想像することが出来、自分ばかりか相手をも高めることが出来る。
  • 2が多い人は、相手を受け入れることが出来ず、自己中心的で我儘、自分の思いどおりに行かないと気が済まず、他者とのトラブルも多くなり、結果として思うようにいかない。
  • 3の多い人は、自分を責めたり、劣等感を抱きやすく、せっかくのチャンスも生かしきれず思うような自己実現ができない傾向にある。
  • 4の多い人は、自分で自分を傷つけやすく、人生立場/ライフポジションが変わらない限り、自分のみならず周りも暗くする。


※人生立場/ライフポジションは、このように大きくは4つに分けられますが、一つの態度にすっぽり当てはまるということではなく、誰でも4つの態度を持っています。但し、人によりその態度の量が異なっています。どの態度が多いのか自己の見直しの資料としてください。2.3,4の態度が多い場合は、自己改善の努力が必要です。

私は比較的、1「自・他肯定」が多くはあるが、3「自己否定・他者肯定」がより多く、自責や劣等感を抱きやすい故に自己実現ができないタイプ。
就労移行支援事業所のプログラムや学び、人との交流によって、少しずつ改善していければと考えている。


以下は人生立場/ライフポジションのネタバレになる(チェックリストは掲載していない)ので、今後このようなプログラムを受けたい方は先には進まずに、ここで中断してください。



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※ 以下、ネタバレ注意!

人生立場/ライフポジション

人生立場/ライフポジションのチェックリスト

あるシチュエーションに遭遇した時に、
自分他人環境に対して、肯定的または否定的に捉えているのか、
自分のスタンスをみるための簡易テスト


※注意点 あくまで傾向を知るためのもの

スタンスの4タイプ
あるシチュエーションに遭遇した時に、
「私はOK、あなたもOK
「私はOK、あなたはOKではない」
「私はOKではない、あなたはOK
「私はOKではない、あなもはOKではない」

という《スタンスの4タイプ》がある。

Q:どのスタンスが良さそうですか?
①のスタンスが良いとされるが、
①〜④にもメリット・デメリットはある。
立場や状況によって機能するスタンスがあるかもしれない。


皆様も、ぜひ考えてみてください!

どうしていけばいいか

人生立場/ライフポジションを用いたストレス対策
苦しいとき、
ネガティブな感情が出ているときは...

①どの『スタンス』を取っているかチェック
②【短期的】【長期的】を考慮して、
  うまくいきそう ⇨ OK
  ダメそう ⇨ スタンスチェンジ

◆スタンスチェンジの仕方

1)部分肯定
感情的になっているときは全否定になりがち。
肯定的に捉えられる部分を探してみる。
行動と人を切り分けてみる。


2)例外探し
少ない事例から「いつも〜」、「みんな〜」と、
決め付けている場合、本当にそうか?と疑ってみる。


(存在承認)

部分肯定しても、例外探しをしてみても、どうしても許せない場合。
どうすれば?
考えてみてください。

少しでも、相手に対する
【OKでない】を弱められると良い。

①寄りになるほど仕事がやりやすくなる




そして、最終章
自己分析 VOL.3へ

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